北朝鮮の標準時、30分遅く…解放70周年記念
2015年08月07日 17時42分
【ソウル=吉田敏行】朝鮮中央通信は7日、これまで韓国や日本と同じだった北朝鮮の標準時を、今月15日
から30分遅らせる「平壌時間」が導入されると報じた。
日本の植民地支配からの解放70周年を記念して導入を決めたという。
日本の標準時を管理する情報通信研究機構(東京)によると、標準時は各国の判断で決めることができ、国際的な
承認は必要ないとされる。朝鮮半島では1912年に標準時を約30分早めて日本と同じになった経緯があり、同通信
は「日本の帝国主義者が標準時まで奪った」として、標準時の変更は「民族の自主権を守るため」と主張している。
今回の措置について韓国統一省報道官は7日の記者会見で、「南北交流などに若干の支障が出るだろう」と述べた。
http://www.yomiuri.co.jp/world/20150807-OYT1T50106.html