スイス山中から邦人2遺体=45年前に不明の登山家
【パリ時事】スイス南部アルプス山脈のマッターホルンで、1970年に行方不明となった日本人の登山家2人の遺骨が
見つかっていたことが6日、 分かった。遺骨は昨年発見され、地元のバレー州警察がDNA鑑定で身元を確認した。
在ジュネーブ領事事務所によると、遺骨は行方不明当時、千葉市に住んでいた及川三千雄さん=当時(22)=と、
東京都墨田区在住だった小林正幸さん=同(21)=。
標高約2800メートルにある氷河で登山者が見つけた。
領事事務所は遺骨発見の事実を既に遺族に伝えた。マッターホルンでは温暖化の影響で雪解けが進み、過去に
遭難したとみられる登山家の遺体がたび たび見つかっている。(2015/08/07-02:29)
http://www.jiji.com/jc/ci?g=soc_30&k=2015080700025