しかし回答者422人のうち377人が「違憲・疑いあり」で「合憲」は28人という数字は紹介されたがパーセンテージは出さず、見た人もその割合が分からなかった。そこで同教授が調べて、「違憲・疑い」89%、合憲7%、答えず4%と計算して、それを分かりやすい円グラフにしてこのメルマガで公開した。番組のタイトルも「検証『安保法案』いま何を問うべきか」というだけなので、せっかくアンケートに協力した人たちもそこで結果が公表されるとはほとんど誰も気が付かなかったという。ニュースで扱うのを避け、そうかといってボツにした言われるのはイヤなので、「いや、ちゃんと番組で活かしてますよ」と弁解できる余地を残しておくという、いかにも姑息なやり方だ。