草はやし過ぎ
母親ヘレンへの手紙にはこう記されている。「お母様/私のしたことをお許しください/私には愛を拒むことはできませんでした/殿下のご意志に従って、アランドの墓地で殿下の隣に埋葬していただきたいのです/私にとって生きるよりも死に至る方が幸せなのです」
同図書館は、映画化や小説化もされた世紀の大恋愛の一つが、これらの書簡によって明らかになることを期待しているとコメントしている。
当時17歳10か月だったマリー・ベッツェラと、30歳だったルドルフ皇太子(Crown Prince Rudolf)の遺体は、1889年1月にウィーン郊外の狩猟用ロッジで発見された。母親やきょうだいたちに宛てられたマリーの複数の手紙は、皇太子の封蝋(ふうろう)で閉じられた封筒に入っていた。書簡の科学的調査は8月に開始される。
世紀の大恋愛とか言っても日本じゃ誰も知らないな
オーストリア皇太子っていっつも死んでるな