リュウグウノツカイ:福井の定置網に 地元「なぜ夏に?」
福井県の常神半島そばの海で30日、「謎の深海魚」と呼ばれるリュウグウノツカイが美浜町の日向(ひるが)漁協の定置網にかかり水揚げされた。この日はアマダイ漁の解禁日で、多くの漁師たちでにぎやかな漁港では「深海魚が何で夏に」と珍しがる声が聞かれた。
日向漁協によると、日向地区から1.5キロほどの常神半島そばの海(深さ約40メートル)に仕掛けた定置網にかかった。全長は約2メートル。地元で40年来漁師をしている高橋武一さん(66)は「冬は割とかかることがあるが、夏は珍しい」と話していた。
リュウグウノツカイは食用ではなく、深海魚の生態を調べる参考に越前松島水族館(坂井市)に持ち込まれた。【高橋一隆】
そーす http://mainichi.jp/select/news/20150731k0000e040210000c.html
画像 http://img.mainichi.jp/sp.mainichi.jp/select/images/20150731k0000e040209000p_size5.jpg