福岡県警小倉北署は30日までに、覚せい剤取締法違反(使用)の疑いで、山口県山陽小野田市議、福田勝政容疑者(70)を逮捕した。
市議会事務局によると、福田容疑者は平成11年、旧小野田市議に無所属で初当選。山陽小野田市議も含め通算5期務めている。市議に当選する前に、同法違反容疑で逮捕され服役した経験を踏まえ、薬物の怖さを伝える手記を自費出版していた。
小倉北署によると、29日午後4時ごろ、北九州市小倉北区の市営アパートに住む男性から「知らない人が部屋に入ろうとしている」と110番があった。駆けつけた署員が室内にいる福田容疑者を発見。言動に不審な点があったため、任意で簡易鑑定したところ、覚せい剤の陽性反応があり、29日に緊急逮捕した。
逮捕容疑は今年7月中旬から29日までの間、覚せい剤を使用した疑い。
山陽小野田市議会の尾山信義議長は「覚せい剤撲滅の講演など啓発活動をしていたと聞いていたが、このような結果になり残念。議員の信用回復に努めていきたい」とコメントした。
ソース
http://www.sankei.com/west/news/150730/wst1507300065-n1.html