堀江:面白いのが、白モノ家電のバルミューダで、扇風機とか空気清浄機、最近はトースターとか。その空気
清浄機を小米(シャオミ)がパクったって話題にもなっていましたね。バルミューダは優れたデザインで、トースター
とか空気清浄機を再発明しているという意味では、ダイソンみたいな会社です。ダイソンは世界中に販売を
広げていますが、バルミューダにはそういう雰囲気は全然ない。
夏野:上辺で頑張るとそうなっちゃうんです。ダイソンは、ジェームス・ダイソンさんがサイクロン掃除機の仕組みを
考えた。だから、少なくとも5年は先行者利益がある。やっぱり技術開発は自社でやらないと。
(略)
山田:そう思います。バルミューダもそうでしょうが、結局イノベーションを生むものとグローバルで大きくなるという
のはシフトチェンジが必要ですから。
夏野:もうひとつ入れないといけないのは、バルミューダの場合は、技術を開発しているのではなく、「ガワ」で
価値を出そうとしている。これは大事なことですが、もしバルミューダが空気清浄機の技術をシャープ並みに持って
いたら? そうしたら、デザインと連動させた新しい機能を出せるはずです。
http://toyokeizai.net/articles/-/78646
(バルミューダに関する部分のみ抜粋)
※夏野は恐らくバルミューダをamadanaを勘違いしている。バルミューダは少なくとも空気清浄機や扇風機などは
デザインありきではなく独創的な技術開発を行っているので。