【国際】 米国人歯科医以外の、別の米医師もライオン殺しか ジンバブエ政府が発表 [スポニチ]
2015年8月3日 06:08 ]
アフリカ南部ジンバブエのワンゲ国立公園で雄ライオン「セシル」が米国人歯科医に殺された問題で、ジンバブエ政府高官は2日、別の米国人医師も4月に不法にライオンを殺した疑いがあるとの声明を発表した。
声明によると、医師は米ペンシルベニア州のジャン・セスキ氏。狩猟愛好家で、ジンバブエ当局が不法な狩猟の疑いで逮捕した業者の顧客だった。AP通信によると、セスキ氏はワンゲ国立公園近くのライオンの狩猟禁止区域でライオンを殺したとみられている。
「セシル」が米ミネソタ州の歯科医ウォルター・パーマー氏に殺された問題では、国際的な非難が高まっており、ジンバブエ政府高官は米政府にパーマー氏の身柄引き渡しを求める意向を示している。(共同)