奴隷状態の子ら39人救出
【リオデジャネイロ共同】ペルー軍などは27日、同国中部フニン州の左翼ゲリラ「センデロ・ルミノソ(輝く道)」の支配地域に拉致・拘束され、「奴隷状態」に置かれていた子ども26人と女性13人を救出したことを明らかにした。地元メディアなどが伝えた。
子どもたちは1~14歳で、多くは支配地域のキャンプで生まれたとされる。女性の年齢はさまざまだが、25年前に拉致された人もいるという。
女性たちはゲリラ兵に強制的に妊娠させられ、子どもたちは思想教育を施される一方、女性たちと食料の生産などに従事させられ、13~14歳ぐらいになるとゲリラ兵にされる仕組みだったとみられる。
http://www.daily.co.jp/society/world/2015/07/28/0008251843.shtml