「声優のアイコ」を名乗る女による連続強盗事件で、男性に睡眠薬を飲ませて金品を奪ったとして昏睡強盗罪などに問われた無職神いっき被告(31)は27日、東京地裁(石井俊和裁判長)の被告人質問で「自分の中にある他人の人格が事件を起こしたのかもしれない」と話した。
2014年9月の初公判では無罪を主張したが、その後に起訴内容を認めていた。弁護側は、刑事責任能力がなかったとして精神鑑定の実施を求めており、この日事件当時の認識を尋ねた。
被告は事件について「何も覚えていないが、自分にそっくりな防犯カメラの映像があったので認めた」と説明した。
http://www.daily.co.jp/society/national/2015/07/27/0008249696.shtml