北海道北斗市で「北斗の拳」山車 黒王号登場、PR第1弾
北海道北斗市の夏祭りの山車行列で26日、人気漫画「北斗の拳」の主要登場人物ラオウの愛馬「黒王号」の
高さ約4メートルの像が参加し、市内を練り歩いた。北斗市では、名前の類似点に着目した市民有志が「北斗の拳」
を町づくりのPRに活用しようとしており、像の誘致はその第1弾。
地元の農協や漁協、商工会のメンバーらでつくる市民団体「北斗市に黒王号を呼ぶ会」が2013年から募金や
署名を集め、著作権を管理する東京の会社から等身大の像を借り受けた。
祭りの参加者は像と一緒に写真撮影して楽しんだ。漫画の登場人物「ジャギ」のコスプレで隣の函館市から参加
した会社員吉村俊男さん(40)は「市と漫画のタイアップは今後も大歓迎」とうれしそうに話した。
「呼ぶ会」によると、今後は来年春に北斗市内に開業する北海道新幹線・新函館北斗駅の構内に漫画キャラクター
の像を設置することを目指し、市と協力して活動を進める。木村圭介会長(37)は「市民の反応が心配だったが、
盛り上がってくれて一安心」と笑顔で話した。
[ 2015年7月26日 22:35
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