オバマ氏、政策の最大不満は銃規制問題 会見後に乱射事件
2015.07.25 Sat posted at 16:09 JST
ワシントン(CNN) オバマ米大統領は25日までに、これまで実現を目指してきた政策課題のうち最大のいら立ちを
覚えるのはより厳しい銃規制法案の成立を果たしていないことだとの気持ちを吐露した。
英BBC放送との会見で23日に述べた。この会見に応じた数時間後、米南部ルイジアナ州ラファイエットの映画館
で男が銃を乱射し、2人を殺害、9人を負傷させる事件が起きる皮肉な展開となった。事件の容疑者は自殺した。
オバマ氏は会見で「米国は十分な効果が見込め、常識的である銃の安全対策法案を持たない世界の先進国の
1つである」とし、「(銃による)大量殺人事件がたびたび起きているにもかかわらずだ」と強調した。
オバマ氏が大統領に就任以降、米国内では銃絡みの事件が再三発生している。これらの中にはルイジアナ州で
2011年にギフォーズ元下院議員が撃たれて重傷を負った事件や、翌年にコロラド州オーロラの映画館で起きた
銃乱射事件などが含まれる。
同年12月にはコネティカット州ニュータウンのサンディフック小学校で銃乱射事件が起き、生徒20人が殺される
凶行事件も発生。事件後、オバマ氏は厳しい銃規制対策の実現をより強く求めていた。
オバマ氏はBBCとの会見で、銃規制対策の未決着には当惑しているが大統領任期の残る18カ月間に問題解決
に注力しないということではないとし、引き続き尽力する決意を示した。
http://www.cnn.co.jp/usa/35067889.html
映画上映中、いきなり立ち上がり“男が拳銃を乱射”(07/24 17:29)
映画の上映中に突然、銃を乱射しました。
アメリカ南部ルイジアナ州の映画館で23日、男が拳銃を乱射し、少なくとも2人が死亡しました。7人がけがをし、
うち2人が重体です。59歳の白人の男は、その場で銃で自殺したということです。地元のメディアは「映画館の中で
男がいきなり立ち上がり、前の方に向かって拳銃を撃ち始めた」と伝えています。当時、映画館には100人以上の
人がいたということです。犯行の動機などは分かっていません。アメリカでは3年前の7月にも、西部コロラド州の
映画館で銃乱射事件があり、12人が死亡しました。
http://news.tv-asahi.co.jp/articles_img/000055406_640.jpg
http://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000055406.html