県警、生徒聞き取りへ 暴行の有無を確認
岩手県矢巾町の中学2年村松亮君(13)がいじめを苦に自殺したとみられる問題で、岩手県警が月内に同級生や同じ部活の生徒らから、事情を聴く方針を固めたことが23日、捜査関係者への取材で分かった。
いじめに関わった可能性があると名前が挙がった複数の生徒も含まれ、暴行容疑に当たる事案がなかったか慎重に捜査を進める。
捜査関係者によると、県警は村松君が担任に提出していた生活記録ノートの提供を受け、既に教職員からは聞き取りを始めた。
ノートに同級生らからの暴力を示唆する記述があった上、村松君が机に頭を打ち付けられていたとの情報も得ており、目撃した生徒がいないか、村松君の学校での様子などを詳しく聴く。
学校はいじめがあったと認める内容を盛り込んだ調査結果を、26日をめどにまとめ、遺族や他の生徒の保護者に順次説明。
町教育委員会は今後、第三者委員会を設置し、亡くなった原因を調べる。
http://www.sankei.com/affairs/news/150723/afr1507230036-n1.html
<矢巾中2自殺>学校報告書 いじめ認定
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201507/20150724_33017.html