[ミルウォーキー 22日 ロイター] - 米ミルウォーキー市内をライオンがうろついているとの未確認情報が流れ、間違えられた犬が銃撃された。この気の毒なピットブル・テリア犬は元通りに回復する見込みだと、市当局が22日明らかにした。
事の発端は20日、女性から警察に近所でライオンを見たとの通報があった。さらに数時間後、猫に似た大型の動物が通りを歩き回る不鮮明な携帯動画がアップされ、住民の恐怖心や憶測をあおった。
21日、ライオンを目撃したとされる場所から約2マイル(約3.2キロメートル)のノースサイド地区で、白いピットブル・テリア犬が右足を撃たれた。
動物管理局の責任者は「ばかげている。身の丈も大きさもライオンとは比較にならない。住民がパニックに陥らないようたしなめたい」と話した。
http://jp.reuters.com/article/2015/07/23/lion-idJPKCN0PX0QL20150723?sp=true