■共産党・志位和夫委員長
安倍政権は深刻な行き詰まりに直面している。(安保関連法案の)強行採決後、激しい国民の批判を受け、安倍首相はこの間、民放テレビに相次いで出演し法案の説明をした。しかし模型まで作り、戦争を火事に例えて説明する姿は、あまりにひどかった。火事は消し止めればそれで済むが、戦争は武力の行使をしたら反撃される。根本的に性格が違う問題を例え話にして説明するのは、安倍首相が法案についてまともに国民に説明する能力も論理も持っていないことを自ら告白している。法案の説明をするなら、法案の論理に即した説明をするべきで、あのような軽い、そして的外れの例え話で済む問題ではない。(参院で)徹底的に論争で安倍政権を追い詰めていきたい。相手は苦しいところに追い詰められて、説明能力を失っている。(国会内の記者会見で)
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