北朝鮮の最高指導者、金正恩氏がこのほど、同国の国営航空会社、高麗航空に対して、キャビンアテンダント（ＣＡ）のスカートをより短く、より身体にぴったりしたデザインに変更するよう指示した。
台湾・ｙａｍ蕃薯藤新聞が２１日伝えた。
同航空の現在の制服は、紺色系で胸元がやや大きく空いたスカートのスーツ。
同国でミニスカートは「大胆」という印象があるが、金正恩氏は今回、「現代的な流行に追い付く必要がある」との考えを示した。
北朝鮮当局は近年、観光市場の開拓を目指して平壌国際空港に新たなターミナルを設け、「２４時間サービス」を打ち出した。
また空港内の各所に朝鮮語と英語の２カ国語表示を出し、大型の免税店も増やしている。
ただ、高麗航空の平均運賃は一般的な同国作業員の月収の２５０倍と高く、乗る人はごく少数の富裕層や外国の政府関係者、企業関係者などに限られているのが現状だ。
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