安倍総理大臣が夏に発表する戦後70年談話について、政府の有識者会議が最終の会合を開きました。
これまでの議論では、「謝罪」といった表現は必要ないとの意見が相次いでいます。
有識者会議は2月から7回にわたって行われ、「20世紀の経験から汲(く)むべき教訓」や「アジアの国々との和解」などについて議論してきました。
総理談話に「侵略」や「謝罪」といった表現が盛り込まれるかどうかに注目が集まっていますが、有識者会議では「侵略」の定義を巡って見解が分かれた一方、
「いたずらに謝罪すればいいものではない」という意見が相次ぎました。
また、未来志向のメッセージを打ち出すべきだという点ではほぼ一致し、近く安倍総理に報告書を提出します。
安倍総理は報告を踏まえて、来月15日より前に戦後70年の総理談話を発表することにしています。
http://news.tv-asahi.co.jp/news_politics/articles/000055192.html