セクハラ行為の学芸員を停職3カ月 北九州市芸術文化財団 [福岡県]
2015年07月17日
北九州市の外郭団体、市芸術文化振興財団は16日、臨時職員女性計6人にセクハラ(性的嫌がらせ)行為をしたとして、発掘調査を行う埋蔵文化財調査室の男性学芸員(43)を同日付で停職3カ月の懲戒処分に、同室長を厳重注意とした。
財団によると、学芸員は市内の遺跡で発掘調査の現場監督を務めていた6月23日、作業中の30代女性の体を触ったり、つかんだりしたという。
26日には別の30代女性にも触り、2女性が被害を訴えて発覚した。
学芸員は別の30代と50代の女性4人にも体を触ったり「ババァ」と呼んだりした。
学芸員は2~3年にわたり、複数の現場でセクハラを重ね、中には体を計6回触ったり、交際した男性数や失恋話を尋ねたりしたこともあったという。
学芸員は「コミュニケーションのつもりだった。反省している」と話しているという。
=2015/07/17付 西日本新聞朝刊=
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/f_kitakyushu_keichiku/article/182618