釣り糸1本で流された中学生2人救う 神戸市垂水区
20日午後3時50分ごろ、神戸市垂水区西舞子1丁目の海で男子中学生2人が沖に流される事故があり、近くの
消波ブロックにいた釣り客ら男性3人が近くに投げ入れた1本の釣り糸で2人をたぐり寄せ、無事救助した。
垂水署によると、2人は中学校の友人らと訪れ、3年生の男子生徒(14)が着けていた浮輪に2年生の男子
生徒 (13)がしがみついて遊んでいるうち、沖合約20メー トルまで流された。
近くの消波ブロックから10~15メートルほどの距離に近づいたところで、釣りに来ていた垂水区の会社員
奥小路晴玲さん(29)が2人の方向に釣り糸を投げ入れ、つ かんだ3年生の生徒が手に巻き付けた。
奥小路さんは近く にいたほかの2人と協力し、3人がかりで糸をたぐり寄せ て救助。
2人は病院には搬送されず、すり傷程度で済んだという。(共同)
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