先週、左右の色が異なるロブスターが米国メイン州で見つかった。右半身がオレンジ、左半身が茶色にくっきり分かれている。5000万匹に1匹しかいない珍しいロブスターと言われているが、そんなに珍しいのだろうか?
メイン大学ロブスター研究所の事務局長ロバート・C・ベイヤー氏によれば、「普通ではないですが、非常に珍しいとまでは言えません。毎年のように見ますから」とのことだ。
ロブスター研究所の調べによると、さまざまな配色パターンのロブスターは一定の割合で出現し、今回の個体はその一例に過ぎないという。オレンジに茶色のまだら模様のロブスターは3000万匹に1匹、青いロブスターは200万匹の1匹の割合で現れる。
茹でる前からすでに真っ赤なロブスターも1000万匹に1匹程度いる。ベイヤー氏いわく、ドッキリをしかけるのが好きな人には最適なロブスターだそうだ。
最も珍しいのはアルビノのロブスターで、その割合は1億分の1だ。「クリスタル」ロブスターとも呼ばれ、唯一、火を通しても赤くならない。
こうした色鮮やかなロブスターはレストランに飾られるほか、漁師から水族館に寄贈されることもある。今回捕まえられたロブスターは、メイン州立水族館に贈られる。
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