ＪＲ中央線 再開めど立たず 乗客が車内 泊 7月17日 1時43分
ＪＲ東日本は、大雨の影響で山梨県内で止まっていた中央線の２本の普通列車について、運転再開の
めどが立たないことから、乗客合わせておよそ８０人を列車内に宿泊させることを決めました。
ＪＲ中央線は、山梨県内の四方津駅に設置された雨量計の値が規制値を超えたため、東京の高尾と
山梨県の大月の間の上下線で、１６日夜９時半すぎから運転を見合わせていました。
この影響で、山梨県の大月駅と四方津駅に普通列車２本が足止めされていましたが、運転再開の
めどが立たないため、ＪＲ東日本は、２本の列車の乗客およそ８０人に車内で泊まってもらうこと
を決めました。
このうち大月駅に止まっている列車のおよそ６０人の乗客はこの列車内に泊め、四方津駅の列車の
およそ２０人の乗客は、ＪＲが用意したタクシーで高尾駅に移動してもらい、ここに止まっている
特急列車の中で泊まってもらうことにしています。
ＪＲ東日本によりますと１７日午前１時現在、乗客の中で体調不良を訴えている人はいないということです。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150717/k10010154491000.html