戦後70年のことし、三菱マテリアルは、太平洋戦争中、経営していた秋田県の鉱山などで旧日本軍の捕虜となったアメリカ兵に労働を強いていたとして、初めて謝罪することになりました。
太平洋戦争のさなか、旧日本軍の捕虜となり鉱山などで働かされたとして、アメリカ国内には今もわだかまりを持つ人がいます。
こうしたなか、複数の関係者によりますと、当時の三菱鉱業、今の三菱マテリアルは、今月19日にロサンゼルスで式典を開き、太平洋戦争中、経営していた秋田県の鉱山などで、旧日本軍の捕虜となったアメリカ兵らおよそ900人に労働を強いていたとして謝罪することになりました。
式典には、三菱マテリアルの役員らと、元捕虜の代表やその家族らが出席するということです。
日本政府は旧日本軍の捕虜となったアメリカの元兵士に対して5年前に「心からおわびを申し上げます」と公式に伝えています。
ただ、元捕虜らは日本の企業に対しても謝罪などを求めていて、三菱マテリアルがアメリカの元捕虜に謝罪するのは初めてだということです。
これについて、太平洋戦争中にフィリピンで旧日本軍の捕虜となった元アメリカ兵などで作る団体の代表は「歴史的な機会であり、世界が三菱マテリアルの勇気を称賛することを期待している」としています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150715/k10010151731000.html