タレント美川憲一さんが所属していた芸能プロダクションが、無断で独立したのは契約違反だとして、美川さんと個人事務所に計約2億1千万円の支払いを求めた訴訟の判決で、東京地裁は16日、「プロダクションも独立に同意していた」として請求を棄却した。
判決によると、美川さんは1988年からエービープロモーション(東京)に所属し、2012年9月に独立した。
長谷川浩二裁判長は、エービープロが、経営が悪化したため美川さんが独立し新たなプロダクションに移籍して活動する、との覚書を移籍先との間で交わしていたと認定した。
http://www.daily.co.jp/society/culture/2015/07/16/0008215219.shtml