凍土遮水壁、目標の年度内完了は困難に 「温度が下がらないし、取水もできないの!」←これに国費320億円じょぼぼ~ #1

1番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2015/07/16(木) 17:16:16.08 ID:2LnEAKrg

凍土遮水壁 年度内完了困難に
( 2015/07/05 08:25)
http://www.minpo.jp/news/detail/2015070523873

http://imgur.com/FGfdtJ4.jpg

東京電力福島第一原発の汚染水対策の柱となる凍土(陸側)遮水壁は、目標とする今年度末の本格凍結の完了が
困難な状況となった。
4月末に始めた試験凍結で、地中の温度を十分に低下できない技術的な問題が生じ、工程に遅れが生じている。
さらに、原子力規制委員会が遮水壁運用の条件とする建屋周辺の井戸「サブドレン」からの取水などのめどが
立っていない。
本格凍結の遅れは今後の汚染水対策全体に影響を与える可能性がある。

■想定外

東電は4月末から凍土遮水壁(全体で凍結管1551本)のうち約4%に当たる部分(58本)で試験凍結を
実施している。

地中の温度を調べる計測器を凍結管近くの18カ所に設置して観測している。
今月1日までの2カ月間の平均地中温度は、12カ所で氷点下にならなかった。
地点によって10・1度からマイナス20・9度まで約30度の温度差もあった。

さらに1号機建屋周辺では、凍結後に地下水の水位が想定外の変動を見せた。

東電の担当者は「どの程度地中が凍結しているかは目視できない。現在はまだデータを集めている状況」と説明。
今後、原因究明や対策などを進めるとしている。
試験凍結は数週間で完了する計画だったが、「終了時期の見通しは立たない」という。

■サブドレン難航

規制委の検討会は1日、サブドレンからの取水などができない限り、遮水壁の運用を認めない方針を示した。
サブドレンが機能しないと、建屋内の汚染水の流出を抑えている地下水の水位を調整できなくなる恐れがあるためだ。

これを受け、規制委事務局の規制庁は、サブドレンでくみ上げた水を浄化後に海洋放出できない場合、試験
凍結の次の工程となる本格凍結の作業を認めない考え。
東電は地元の漁協関係者らに海洋放出を認めるよう求めているが、汚染雨水の流出などのトラブルが相次ぎ、
理解を得られていない。

東電はサブドレンを稼働しなくても、凍土遮水壁を安全に運用できるとする試算結果を公表しているが、
規制庁は「試験凍結で既に予測できない事態が生じており、机上の試算では認められない」との姿勢を見せる。

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