Hankook: エアレスタイヤによる高速走行試験に成功・商品化まであと一歩
Posted 10 hours ago, by Stephen Woods
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ハンコックタイヤ(Hankook)は14日、同社が開発を進めているエアレスタイヤ(non-pneumatic tire)「iFlex」を使った
高速走行試験に成功したことを発表した。
iFlexはハンコックタイヤが2011年から開発に着手したもので、単にタイヤチューブに空気を充填しておく必要がない
というだけなく、これまでの空気圧タイヤの構造を大幅に簡素化することで、使用済みのタイヤが引き起こす環境破壊
問題も解決することを可能にした同社にとっては次世代を担う戦略的商品ともなる。
ハンコックタイヤでは今回、新たに、iFlexによる耐久性試験、時速130キロでの高速走行試験、ジグザグ走行試験などを
実施することで、このエアレスタイヤという新しいタイヤは、従来型の空気圧タイヤに比べて十分な実用性をもっている
ことを証明した(ただし、詳細な試験結果については明らかにはしていない)
ハンコックタイヤでは今後も試験を積み重ねていくことにより、iFlexを近い将来にも一般発売開始することを計画している。
同様なエアレスタイヤは既に、Michelin子会社のTweelが米国内に量産プラントの建設に着手しており、最初のものは
Tweelから農業用トラクターや工事用作業車など向け提供されることとなる見通しだ。
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