国会前、1人夜通し抗議=土砂降りの中「意志表現する」-安保法案
安全保障関連法案の衆院本会議採決が迫った16日朝、東京・永田町の国会前には「戦争反対」のボードを掲げる男性1人の姿があった。
男性は、埼玉県狭山市のアルバイト大川純平さん(33)。
5万人(主催者発表)が駆け付けた前日の特別委員会強行採決の抗議集会から、1人だけ夜通し抗議の意志を表明し続けた。
午前4時ごろの土砂降りの雨で服や手荷物は泥にまみれていた。
大川さんは「(法案や安倍政権の姿勢が)あまりにもひどい。正門前には24時間守衛がいるので、誰か1人でも見てくれるのであれば意志を表現していかないといけない」と話し、
「体力の続く限り、ここにいる」と意気込んだ。(2015/07/16-10:57)
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