女性が教育を受ける権利などを訴え、ノーベル平和賞を受賞したマララ・ユスフザイさんが7月12日、レバノン東部のシリア国境に近いベカー平原を訪れ、シリア難民キャンプに女学校を開校した。女子教育を支援するNGO「マララ基金」が資金を提供した。時事ドットコムなどが報じた。
キャンプに身を寄せる14~18歳の少女200人以上を対象に、教育や技能訓練の機会を提供する。
この日、18歳となったマララさんは、声明を出し「勇気ある少女たちと誕生日を迎えたことを誇りに思う」と表明した。一方で「シリアと周辺国と世界の指導者に言いたい。シリア人、とりわけシリアの子供たちをあなた方は見捨てている。過去数十年で最悪の難民問題であり、胸が張り裂けそうな悲劇だ」と訴えた。
http://www.huffingtonpost.jp/2015/07/13/malala-opens-a-school_n_7789078.html
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