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人気SFロボットアニメ「マクロス」や「アクエリオン」シリーズのメカデザインを手がけたアニメ監督、河森正治(かわもりしょうじ)さん(55)の初の個展「THE 変形」が、兵庫県宝塚市立手塚治虫記念館で開かれている。戦闘機が人型ロボットに変形する過程をリアルに描いたデザイン画など500点以上を紹介している。
河森さんは富山県生まれ。慶応大工学部に在学中からメカデザイナーとして頭角を現し、20歳の時、テレビアニメ「超時空要塞(ようさい)マクロス」で人型ロボットに変形する戦闘機「バルキリー」をデザインした。24歳で劇場版「マクロス」で監督デビュー。その後、テレビアニメ「創聖のアクエリオン」などを手がけた。
会場の入り口には、戦闘機から手足が出て人型ロボットに変形する途中(中間形態)のバルキリーや、3機の戦闘機が合体した「アクエリオンEVOL」など、高さ約2メートルの立体模型4体を展示する。
河森さんはこれらの人気アニメをはじめ、ソニーのロボットペット「アイボ」のデザインにも関わった。デザイン画の展示コーナーでは、鉛筆によるラフスケッチや幾通りもの彩色案など、約20作品の構想状況を垣間見ることができる。
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