ギリシャの新聞、印刷用紙調達できず紙面削減
2015年 07月 10日 14:22 JST
http://jp.reuters.com/article/oddlyEnoughNews/idJPKCN0PK0CT20150710?sp=true
[アテネ 9日 ロイター] - ギリシャの銀行休業が続き経済が行き詰まるなか、一部の新聞社では印刷用紙が足りなくなり
紙面の削減を余儀なくされている。
レスボス島最大の部数を誇る日刊紙「エンプロス」は、すでに紙面を20ページから16ページに減らした。同紙はロイターに対し
「納入業者から紙が届かない。税関に止まっている。銀行の送金業務停止で外国の取引先に代金を払えず、営業を続ける
ための現金も底をついたようだ」と、電話で話した。
ギリシャの有力紙である「タネア」紙は、7月1日の社説で「紙面を削減しているが、印刷用紙の蓄えは数日中に底をつくだろう。
銀行は休業中で新しい用紙が通関できる見込みはない」と訴えた。