【ワシントン】米政府の人事管理局(OPM)は10日、ハッカー攻撃で流出した政府職員の個人情報件数が大幅上方修正されたことを受け、アーチュレッタ局長が同日付で辞任したことを発表した。
民主党の一部議員と共和党が、アーチュレッタ局長の危機対応を能力を疑問視し、辞任を要求していた。
ホワイトハウスの担当者によると、オバマ大統領は辞表を受理し、行政管理予算局(OMB)のベス・コバート副局長を代行に指名する。
OPMは6月、政府職員420万人の個人情報がハッキングで盗まれたと発表していた。しかし、ホワイトハウスは9日、情報流出の規模はそれより大規模で2100万人を超える職員の社会保障番号が盗まれていたことを明らかにした。この情報流出は2000年から続いていたとみられている。身元調査の情報なども含まれ、政府関係者を恐喝したり、政府の機密情報を探ったりするのに使われていた可能性もある。
以下ソースで
http://jp.wsj.com/articles/SB11807971170009143901604581100883078166172