風に飛ばされて水面に落ちたクモが、脚や腹をヨットの帆のように高く上げ、風を受けて
水面を滑って移動することを宮城教育大のチームが発見し、11日までに英科学誌電子版に発表した。
多くのクモは風に乗って空を飛ぶ。湖や海に落ちれば死んでしまうと考えられていたため、進化
の過程でなぜ風任せの飛行をするようになったのか謎とされていた。チームは飛行と水面移動を
組み合わせ、生息域を拡大してきたとみている。
チームは、21種類のクモを実験室の水槽に浮かべて風を当てた。
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http://www.biomedcentral.com/content/figures/s12862-015-0402-5-3.jpg
http://news.infoseek.co.jp/article/11kyodo2015071101000937