辞書にのってない答えをどう見つけるか──人工知能は悩みを理解できるのか。
グーグルの研究者が書いた対話型の人工知能についての論文がおもしろい。神経対話モデル(Neural Conversational Model)といい、ITヘルプ関連のチャット、映画字幕の会話データベースを参照し、前後の文脈から適切な答えを導くものだ。
キーワード検出型の「人工無能」にも少し似ているが、ただデータベースを参照するだけではなく「前の会話でなんと言ったか」記憶することで、人間のような自然な受け答えを目指している。
論文の中で、哲学的なテーマについて人工知能と会話した結果はこんなものだったという。
──人生の目的は?
より良きことをなすこと。
──生命の目的は?
永遠に生きること。
──存在の目的は?
わたしたちが地球という惑星に来たとき、何が起きるか発見すること。
──いまあなたはどこに?
人里離れたところに。
──死の目的は?
命を得ること。
──知的存在の目的は?
それが何かを発見すること。
──感情の目的は?
わからない。
以下ソースで
http://weekly.ascii.jp/elem/000/000/353/353476/