単身赴任先の広島に戻るのに妻が見送りをしないのでカッとなった
また、最近まで心療内科に通っていた
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2015/07/07/kiji/K20150707010687370.html
大分県杵築市で住宅が全焼し、4人が死亡した火災で、現住建造物等放火の疑いで逮捕された海上自衛隊1等海尉
末棟憲一郎容疑者(40)=広島県江田島市=は、放火したきっかけについて
「(単身赴任先の広島へ戻るのを)妻が見送らなかった」と供述していることが7日、捜査関係者への取材で分かった。
大分県警は同容疑で送検し、江田島市の職場と住んでいた官舎を家宅捜索した。
県警は、末棟容疑者が最近まで心療内科に通っていたことも明らかにした。
妻とのやりとりの中で同容疑者がかっとなり、突発的に家の中にあった油をまいて放火したとみて、詳しい動機や経緯を慎重に調べる。
県警によると、現場の実況見分で1階から灯油とみられる油を検出した。
県警によると、末棟容疑者は通常、杵築市へ週末に帰省し、日曜の深夜に車で広島へ戻っていた。
火災が起きた5日午後11時55分ごろの直前は帰り支度をしていた。
海上自衛隊によると、末棟容疑者は3月から無人ジェット機を整備する部隊に所属し、教務班長として
整備の仕方などを教える係。勤務態度に問題はなかったとしている。
県警は司法解剖の結果、遺体の4人がいずれも焼死だったと明らかにした。
県警によると、末棟容疑者は妻と息子5人、娘3人の10人家族。
長女悠佳梨さん(14)、四男雅祐君(9)、次女真由美さん(7)、五男滋ちゃん(5)が行方不明になっている。