ギリシャでは、緊縮策受け入れの是非を問う国民投票を5日に控え、首相支持派とEU支持派の双方が集会を開き、
支持を呼びかけました。
「大勢の市民の前に今、チプラス首相が姿を見せました。国民投票で反対を投じるよう、直接呼びかけるためです」(記者)
「今夜は民主主義の勝利を祝おう。月曜に何が起きても私たちは勝者だ」(ギリシャ チプラス首相)
チプラス首相は国民投票について、ユーロ圏離脱の是非を問うものではないと市民の不安を打ち消したうえで、EU側との
交渉でより良い条件を勝ちとるため反対票が必要だと説明しました。
Q.緊縮策になぜ反対?
「ギリシャがもっと良くなるから。EUの奴隷であるより、自由の方がいい」(首相支持派)
「チプラス首相に反対する市民の集会ですが、民主主義、ヨーロッパにはイエスだという大きな声が響いています」(記者)
一方、首相支持派の集会の近くで、EU支持派およそ1万人が集会を開きました。
「チプラス首相は何もやらなかった。終わりにしないといけない」(EU支持派)
「もし結果がノーになると、必ず経済は破綻します」(EU支持派)
最新の世論調査では、緊縮策受け入れ賛成派と反対派の差は、ほとんどありません。(04日11:25)
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2532528.html
https://www.youtube.com/watch?v=OC6LROroNiw