ユニー:26億円の赤字転落 コンビニ事業不振
流通大手のユニーグループ・ホールディングスは3日、2015年3~5月期の連結決算を発表し、最終(当期)損益が26億円の赤字に転落した。
前年同期は6億円の黒字で、赤字転落は東日本大震災で店舗が被災した11年以来。傘下のコンビニエンスストア、サークルKサンクスの不採算店舗が増えたため、店舗資産を見直す減損処理で、76億円の特別損失を計上したことが響いた。
売上高は前年同期比0.1%減の2497億円。営業利益は同14.7%減の44億円で、コンビニ事業は13.9%減の21億円。競合他社との競争が激しく、既存店の売り上げが前年同期の実績を割り込んだ。
スーパー事業の営業利益も同42.4%減の13億円。中国.上海に昨年9月開業した店舗のテナント入居が遅れたことや、衣料品の販売が伸び悩んだことが影響した。
コンビニのファミリーマートとの経営統合協議の進捗(しんちょく)状況については「お話しできる段階にはない」(滝沢昌久グループ経理財務部長)としている。
全文はこちら http://mainichi.jp/select/news/20150704k0000m020122000c.html?inb=tw