林崎容疑者「自殺するしか」…姉に事件10日前
2015年07月03日 08時42分
神奈川県小田原市を走行中の東海道新幹線で男が焼身自殺し、乗客の女性1人が死亡した事件で、自殺した東京都
杉並区西荻北、林崎はやしざき春生容疑者(71)が事件の10日ほど前、岩手県内に住む姉(75)に、電話で「自殺する
しかないかな」と話していたことが2日、姉への取材でわかった。
年金の受給額についての不満を口にし、「まさか国会の前で死ぬわけにはいかねえしな」とも漏らしたという。
姉によると、林崎容疑者は今年3月末に清掃会社を辞めた後、年金暮らしをしていた。姉が近況を聞くため、6月20日頃に
電話すると、林崎容疑者は「仕事を辞めた後、年金が月12万円しか振り込まれていない。事務所に行ってもどうしようもなかった」
と悩みを打ち明け、2、3日後の電話でも投げやりな口調で、「今の年金じゃ生きていけない。自殺するしかねえのかな」と話したという。
http://www.yomiuri.co.jp/national/20150703-OYT1T50005.html