【東京】安倍晋三首相は３日午前の衆院平和安全法制特別委員会で、自民党の勉強会で議員らから報道に
圧力をかけるような発言があった問題について「党本部で行われた勉強会なので最終的には私に責任がある」と述べた。
自民報道圧力問題で首相が自身の責任について言及したのは初めて。
首相は議員らの発言について「大変遺憾で、非常識な発言だ。国民の信頼を大きく損ねる」と述べたが、
県民や国民への謝罪はなかった。枝野幸男氏（民主）の質問に答えた。
安倍首相は勉強会での発言について「報道の自由、言論の自由を軽視する発言だ。沖縄県民の思いに寄り添って
沖縄振興に力を尽くしてきたこれまでのわが党の努力を無にするかのごとき発言だ」と述べ、党青年局長の木原稔衆院議員の
更迭やその他の関係議員を厳重注意処分とした意図を説明した。【琉球新報電子版】
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