ギリシャ国民「首相はEUに対して譲歩しすぎている」 #1

1番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2015/07/02(木) 02:21:53.46 ID:2psTIhZZ

 6月後半に入ってから、EUとIMFは、「ギリシャが緊縮策や経済改革に関する要求を受け入れれば、6月末に期限が切れる
第2次支援プログラムを11月まで延長し、他の資金源からの資金と合わせて総額155億ユーロ(約2兆1000億円)を融資する」
と提案していた。ギリシャは、債務や利息の返済のため、11月までに153億ユーロ(約2兆円)を必要とする。

 だがチプラスは、「EUとIMFの要求を受け入れた場合、1月の選挙で有権者に約束した“緊縮策拒否”を守れなくなる。そのような
法案をギリシャ議会で可決させられるわけがない」と判断して、EUとIMFの要求を拒否する道を選んだ。

 ギリシャ国内では、「チプラスはEUに対して譲歩しすぎている」という批判が出ており、チプラスへの圧力が急激に高まっていた。
このためチプラスは、目の前にぶら下げられたキャッシュよりも、民衆に対する公約を優先する決断を下した。

 チプラスは、ツィッターに「われわれギリシャ人は、欧州に横行する脅迫と不正に対抗して尊厳を守る。これによって、欧州全体に
希望と誇りに満ちたメッセージを送ることができる。ユーロ・グループはわれわれの意志を打ち砕くことはできないだろう」と書き込み、
EUやIMFに対し徹底抗戦する姿勢を示した。

 このためユーロ・グループとIMFは、同国に対する支援プログラムを延長しないことを決めた。決議の時、ギリシャの財務大臣、
バルファキスはすでに退席していた。債権国側に対する、小国ギリシャの抗議の意思表示である。かくして第2次支援プログラムは
6月30日をもって失効し、EUとIMFからの72億ユーロの融資は、ギリシャ政府の口座に振り込まれなかった。
http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/opinion/15/219486/070100001/
一部抜粋

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