オリンパス粉飾決算、指南役に実刑判決
オリンパスの巨額損失隠し事件で、粉飾決算の「指南役」とされ、 金融商品取引法違反などの罪に問われた
証券会社ＯＢに対し、東京地裁は、懲役４年、罰金１０００万円の実刑判決を言い渡しました。
大手証券会社ＯＢでコンサルティング会社元社長の横尾宣政（６１）被告と元社員２人は、オリンパスの旧経営陣に
粉飾決算を指南し、２００７年と２００８年の有価証券報告書に純資産額を１１００億円あまり水増した
うその記載をした金融商品取引法違反などの罪に問われています。
１日の判決で東京地裁は、「粉飾を手助けしたほう助に留まるが、 犯行への関与の程度は大きく多額の報酬を得た」
として、横尾被告に懲役４年、罰金１０００万円の実刑を言い渡しました。
ほか２人にも懲役３年の実刑と懲役２年執行猶予４年の有罪を言い 渡し、３人に総額８億８３９９万円の追徴金を言い渡しました。
この事件では、オリンパスの旧経営陣３人の有罪判決がすでに確定しています。（01日17:39）
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2530268.html