自分の頭部に生殖器刺す扁形動物、相手いない環境で 研究
この奇妙な生殖行動が見られたのは、マクロストマム・ヒストリクスと呼ばれる極小の水生扁形動物。英学術専門誌「英国王立協会紀要(Proceedings of the Royal Society B)」に研究が掲載された。
研究チームは、交尾相手が少ない条件下で子孫を残すために、自己受胎という方法を進化させた可能性があると理論付けている。
この生物は体長約1ミリの透明な体を持ち、オスとメスの生殖器官がある両性動物だ。
通常は「スタイレット」と呼ばれる針のような突起部を使い、相手の外体膜を突き刺して精子を送り込む。
だが、交尾相手が不足している場合に限り、尾部にあるこのスタイレットを自分自身に突き刺すという。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150701-00000027-jij_afp-sctch