去年も同じこと言って批判されたのにまた言ったのか
要するに問題だと思ってないんだよな
百田氏「貧乏長屋」発言を釈明も謝罪なし 「ギャグ」「活字は厄介」
2014年6月1日
ベストセラー「永遠の0」で知られ、NHK 経営委員も務める作家の百田尚樹氏(58)が
1日放送のフジテレビ「ワイドナショー」(日曜前10・00)に出演。
「軍隊を家に例えると防犯用の鍵」とした上で、軍隊を持たない南太平洋の島国バヌアツやナウルを名指しで
「家に例えるとクソ貧乏長屋で、泥棒も入らない」と侮辱とも取れる発言したことについて釈明したが、
謝罪や発言撤回はなかった。
問題発言が飛び出したのは、先月24日に岐阜市民会館で開かれた自民党岐阜県連定期大会の講演。
1時間半の講演のうち、冒頭「自衛権、交戦権を持つことが戦争抑止力につながる」と持論を展開し、
世界約200カ国の中で軍隊を持たないのは20数カ国であることを説明した後、バヌアツとナウルについて言及した。
関西を舞台に長く放送作家を務めた百田氏は「大阪ではね、強調ために『ド』とか『クソ』を付けるクセがあるんですよ」とし、
今回の件を「単なるギャグ」と説明。
“問題発言”の後「入った泥棒も、あんまりかわいそうやから、小遣いでも置いていこうか。そういう国や」と言い
「(会場は)ドッと笑ったんですけどね。(記事に) 書くんだったら、そこまで書けよ、と」と
報道の在り方に“苦言”も。
「講演出ても、笑いがないと寂しくなってくるんで」と“リップサービス”だったと語った。
その証拠に、関東には流れない大阪・読売テレビ「たかじんのそこまで言って委員会」(日曜後1・30)で
1年前にも同じ話をしたが、何のクレームもなかったという。
「それ見たらね、完全にギャグで言ってんねやというのが分かるんですよ。
活字にしてやるっていうのが、いやらしい。活字っていうのは厄介」と真意が伝わらないことを嘆いた。
MCの東野幸治(46)が「バヌアツやナウルの国の人たちが聞いたら、悲しい思いをする、
配慮が足りなかったかなとは思わないんですか?」と水を向けると、
百田氏は「うーん、でも事実で しょ」とキッパリ。
「謝る気はないですか?」には「うーん、これは例え話やからね」と答えた。
“問題発言”も「撤回しませんね、当然です」としたが「『クソ』は撤回してもいいかな」と“譲歩”した。
コメンテーターの「ダウンタウン」松本人志(50)は番組の準レギュラー・百田氏について
「言ってることの大枠は間違ってはいない。ただ、伝え方がぞんざいというか…」とフォローした。
http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2014/06/01/kiji/K20140601008278820.html