http://i1.wp.com/inserbia.info/today/wp-content/uploads/2015/06/gavrilo-princip-monument.jpg
http://inserbia.info/today/2015/06/serbia-monument-to-gavrilo-princip-unveiled-in-belgrade/
http://d.ibtimes.co.uk/en/full/1446066/statue-gavrilo-prinip.jpg
http://www.ibtimes.co.uk/serbia-unveils-statue-archduke-franz-ferdinand-assassin-gavrilo-princip-1508461
セルビア事件首謀者の銅像に賛否、英雄か狂信的愛国者か
2015年 06月 30日 14:33 JST
[ベオグラード 28日 ロイター] - 1914年のサラエボ事件でオーストリア=ハンガリー帝国大公夫妻を暗殺したセルビア人
青年ガブリロ・プリンツィプの銅像の除幕式が、同国の首都ベオグラードで行われた。第1次世界大戦の引き金となった事件の
首謀者であり、評価の分かれる人物の像として波紋を呼んでいる。
多くのセルビア人はプリンツィプを、オーストリアなど外国による統治に反対しスラブ民族の統一を目指した人物として英雄視
してきた。だが、汎スラブ主義を掲げて成立したユーゴスラビア連邦が1990年代に瓦解(がかい)すると、プリンツィプを評価
する声も小さくなり、狂信的愛国者のテロリストとの批判も出るようになっている。
セルビアのニコリッチ大統領は、数百人の市民が出席した除幕式で「プリンツィプは英雄だった。解放の象徴だった」と強調。
「そう思わない人には勝手に思わせておけばいい」と切り捨てた。
http://jp.reuters.com/article/oddlyEnoughNews/idJPKCN0PA0DL20150630?sp=true