中2娘を殺害した母親を、私は責める気になれない
県職員が母娘の住む県営住宅に行き、郵便受けに書面を入れた。この際、電気・ガスの供給が確認されている。
2013年3月31日、ついに入居許可が取り消されている。この後、母親は家賃2ヵ月分にあたる2万5600円を支払っている。
2013年7月には、千葉県が強制退去の訴訟を開始した。千葉地裁は2013年9月に、母親に出頭を求めている。
また2013年11月までに反論するよう、母親に指示している。しかし母親の出頭や反論はなく、2013年11月18日に判決が言い渡された。
2014年5月、県職員が県営住宅を訪問し、ポストに催告書を投函した。その後、母親は県に電話し、
「8月に退去するので、強制執行はもう少し待ってほしい」と申し出たという。
しかし退去しなかったため、8月20日に強制執行の公示を行い、9月24日に強制執行となった。
児童扶養手当・就学援助などの手当、夫からの養育費の支払いも合計すると、1ヵ月あたり14万円程度の収入はあった
母親は、娘に対しては「お金の不自由はさせない」という方針であったようだ。住まいには、ややゼイタク感のあるAV機器があった。
また娘には、「中学1年生向けの参考書5冊+資料1冊」で約35万円という教材を買い与え、
娘の趣味であるアイドルのファンクラブ会費・イベント参加費・グッズ代、バレーボール部に所属して活躍していた娘の部活費用なども支払っていた。
裁判での尋問では、「娘に我慢させることも教育では? 」という質問も行われたようである。
公判メモには「我慢させることも教育だとは、当時考えなかった」という母親の回答がある。
「ぎりぎりまで娘と一緒にいたかったので、明け渡しの日に死のうと思った。自分だけ死んで娘は国に保護してもらうつもりだった。
娘を学校に送ってから死ぬつもりだった。娘が自分の体調を心配し学校を休むと行ったので計画が狂った。
当日のことは、今は全く覚えておらず、なんで娘を殺すことになったのか分からない」
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150626-00073910-diamond-soci&p=1