【ニューヨーク時事】
日本標準時で7月1日の午前8時59分59秒と9時00分00秒の間に「59分60秒」が挿入される「うるう秒」に対し、世界の金融市場が警戒を強めている。
「1秒」の誤差に対応できずに大規模なシステムトラブルが発生すれば、市場の混乱につながるためだ。
米国市場では取引時間を変更し、リスクを回避する構えだ。
(略)
これに対し、7月1日午前9時に取引を開始する東京証券取引所は、「1秒」を直前の2時間に分散して挿入することで、影響を抑える。
取引自体は通常通り開始する。
一方、同日未明にうるう秒を迎える英国など欧州市場では、ほとんどの取引は閉まっており、影響はなさそうだ。
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201506/2015062000189&g=eco