そこら中を飛び交うWi-Fiで携帯電話を充電できるシステムを、ワシントン大学の研究チームが開発した。もうバッテリーパックはいらない。必要な電力は、いつでもわたしたちの周りを飛び交っているのだから。
Wi-Fiはあまりにも当たり前の存在になって、そのありがたさを忘れてしまうほどだ。でも、例えば「Pinterest」を使うときにWi-Fiがもっといろいろなことに役に立ったらどうだろう。ただデヴァイスをインターネットに接続するだけでなく、ケーブルにつながずに充電することまでできるとしたら?
ワシントン大学の研究チームが、それを実現しようとしている。彼らは、8.5m以内の距離にある電池を空気を通して充電する「パワーオーヴァーWi-Fi」と呼ばれるシステムを開発したのだ。
システムの部品はわずかふたつ、アクセスポイント(ルーター)と特製のセンサーだ。「センサーの目的は、ラジオ波で飛んでくる電力をキャッチして直流電源に変えることです」と、プロジェクトの研究者ヴァムジ・タッラは説明する。
以下ソースで
http://wired.jp/2015/06/21/power-over-wifi/