東京電力福島第1原発事故に伴う除染で出た汚染廃棄物を入れた袋の破損が相次いでいる問題で、
全町避難が続く福島県楢葉町でも、JR常磐線の線路に使われていた汚染砂利や土砂を保管する袋が仮置き場で破損し、
一部で中身が漏れ出していることが26日、分かった。
政府は8月のお盆前に、楢葉町の避難指示を解除する考えで、町の担当者は「将来の帰還に対し町民に不安を与えかねない。
遮水シートで覆うなど国の仮置き場と同等の対策をJRに求めたい」と話している。
町などによると、砂利の放射性セシウム濃度は1キログラム当たり最大3千ベクレル程度で、指定廃棄物には当たらないという。
http://www.nishinippon.co.jp/feature/earthquake/article/178151
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