なでしこジャパンは23日(日本時間24日)の女子W杯カナダ大会決勝トーナメント初戦で
オランダ代表を2-1で撃破し、2大会連続のベスト8入りを果たした。
オランダ戦で示した連動性に富んだサッカーは、地元メディアに「芸術的」と称賛されている。
北米などで女子W杯のテレビ中継を行っている「FOXスポーツ」の男性解説者は、
美しい連動性を示して8強進出を決めたなでしこのとりこになった様子だ。
「本当にアーティスティックだった。自分たちの素材を全て用いて、絵画を描くようだった」と語った上で、
「本当に90分間美しいプレーだった。ゴールだけではない。ポゼッションの仕方、相互理解、
スペースの作り方。見ていて実に楽しい試合だった」と絶賛していた。
米メディア「ESPN」でも「今大会で最も美しい試合」と称されたオランダ戦の勝利を経て、
27日(日本時間28日)に準々決勝でFIFAランク10位のオーストラリアと対戦する。
2011年のドイツ大会を席巻した「女性版バルセロナ」と呼ばれるような連係が復活した今、
なでしこジャパンが世界中のサッカーファンを魅了している。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150625-00010007-soccermzw-socc