給水・排水バルブ同時に開放、341万L無駄に
山口県和木町の町民水泳プールで、水をためる際に排水バルブを開けたまま約6日間にわたって給水を続け、水道水約341万リットルを無駄にしていたことが分かった。
町は今後、水道料金約77万円を岩国市水道局に支払う。
プールは和木中の敷地内にあり、25メートルと幼児用の二つを備える。町教委が管理しており、同中の生徒が授業で使うほか、7月下旬から8月末にかけて一般開放する。
町企画総務課によると、3日午後3時半頃、町職員が両プールに水を入れるため給水バルブを開けた際、誤って排水バルブも開けた。
満水になると自動で水が止まる仕組みのため給水が続き、9日午前9時頃、岩国市水道局の検針で判明したという。
同課は「給水手順のマニュアルを作り、今後は職員2人体制で作業に当たるなど再発防止に努めたい」と話している。
http://www.yomiuri.co.jp/national/20150624-OYT1T50043.html