東京電力は23日、福島第1原発3号機の原子炉建屋に隣接する施設で、地下にある廃液タンクが破損し、放射性物質を含む廃液が施設内に漏れていたことが分かったと発表した。漏れた廃液は地下の汚染水に混ざり、屋外への影響はないとみている。
漏えいがあったタンクはステンレス製で容量は約100トン。事故前に原子炉内の水を浄化した際に出た廃液が入っていた。廃液には放射性セシウムが1リットル当たり約5万5千ベクレル、コバルト60が約6万ベクレルの濃度で含まれていた。
18日にタンクの側面が変形しているのに作業員が気付いた。
ソース
東京新聞:福島、地下の廃液タンク漏えい 第1原発3号機:社会(TOKYO Web)
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2015062301002240.html