Unicode Consortiumが6月17日、Unicode Standard Version 8.0を公開した。新たに41の絵文字が追加されたほか、5771文字が日中韓向けに新たに追加されたという(Unicode Consortiumの発表、 マイナビニュース)。新たに追加された絵文字はStandard Additions for Unicode 8.0で確認できる。
絵文字の追加・修正では、以前議論になった「絵文字の肌の色」問題への対処として、人を描いた絵文字の肌の色を変えるための仕様が組み込まれた。以前INTERNET Watchで紹介されていた、肌の色を変えるための符号を利用する方法が採用されたようだ。
また、新たな絵文字として礼拝所や神殿、モスクといった宗教的なものや、ホットドックやタコス、ブリトー、ポップコーンといった「リクエストが多かったもの」、クリケットやバレーボール、ホッケー、アイスホッケー、卓球、バドミトンなどの「今まで存在しなかった著名スポーツ」といったものが追加されている。
http://it.srad.jp/story/15/06/22/0621227/